まつ毛エクステやまつ毛パーマが広く定着した今、まつ毛サロン同士の競争は一段と激しくなっています。「技術力には自信があるけれど、どうやって他店と差をつけたらいいの?」と悩まれるオーナーさんやスタッフさんも多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのが、目元ケアに特化したサロン専売グッズの導入です。まつ毛エクステやパーマといった主力メニューだけでなく、まつ毛や目元周りの健康をサポートする商品を合わせて提供することで、「このサロンに通うとトータルで目元がキレイになる」と感じてもらえるようになります。
私はこれまで、大手化粧品メーカーでシャンプーやトリートメントなどの商品の企画開発に携わりながら、まつ毛ケアアイテムのOEMプロジェクトにも関わってきました。まつ毛サロンで大切なのは「短期的な美しさ」だけではなく、「長期的に見ても健康で美しいまつ毛や目元を育むこと」だと実感しています。
今回は、そんな私の経験をもとに、サロン専売グッズを活用して売上アップやリピート率向上を実現する方法をわかりやすくご紹介します。まつ毛サロンがさらに進化するヒントとして、ぜひお役立てくださいね。
1. まつ毛サロンが抱える現状と課題

1-1. 価格競争と差別化の難しさ
まつ毛エクステやパーマの技術は年々アップデートされていますが、その一方で価格競争も激化しています。安さだけをアピールしようとすると、利益率が下がってしまい、サロン経営が苦しくなるケースも。そこで必要なのが「安いだけではない付加価値」の提供です。
1-2. まつ毛ダメージに対するお客様の不安
「マツエクが取れやすくなった」「自まつ毛が抜けてしまうのでは…」といった不安を持つお客様は意外と多いもの。実際にまつ毛エクステやパーマは、間違ったケアを行うとまつ毛に負担がかかる場合があります。こうした不安を解消し、サロンとして目元を健やかに保つ方法をきちんと伝えることが、顧客満足度アップの大きなカギとなります。
2. なぜ「目元ケア商品」や「サロン専売グッズ」が必要なの?

2-1. 施術効果を長持ちさせる
まつ毛ケア用品(まつ毛美容液・アイクリーム・アイシャンプーなど)を適切に使うことで、自まつ毛のコンディションが整い、エクステやパーマの持ちが良くなります。サロンとしても「長持ちさせるにはこうしたケアが必要ですよ」と伝えることで、お客様に“プロならではの信頼感”を与えられます。
2-2. お客様への健康と安全性のアピール
まつ毛周りの肌はデリケートで、間違ったクレンジングやオイルで落としきれないアイメイクが残ると、まつ毛のダメージやかゆみの原因になることも。「まつ毛ケア=健康的な美しさ」という観点を打ち出すことで、サロンとしてのイメージもアップ。
「サロン帰りに一番良い状態だけど、その後もずっとキレイをキープしたい」というお客様の気持ちに応える商品を提案できると、自然にリピート率が高まります。
2-3. 客単価アップとリピート来店
専売グッズがあると、「エクステやパーマの施術+商品の購入」という形で客単価を上げられます。また、消耗品である美容液やクレンジングは定期的に買い足す必要があるため、商品購入のためにサロンへ足を運ぶきっかけにも。結果として、リピート来店の頻度が増え、安定した売上が見込めます。
3. 目元ケア商品のラインナップ例と選び方

3-1. まつ毛美容液
- 成分: ヒアルロン酸、パンテノール、ビオチンなど、まつ毛にハリとコシを与える成分
- 使用感: ベタつかず、アイメイク前にも使いやすいテクスチャーが好まれます
- オリジナルポイント: サロンのイメージに合わせた香りやパッケージで「特別感」を演出
3-2. 目元専用クレンジング・アイシャンプー
- 成分: 低刺激でまつ毛エクステやパーマへのダメージを抑える処方
- 使用感: しっかりと汚れを落としつつ、うるおいをキープできるものが理想
- オリジナルポイント: 洗い流した後のさっぱり感と保湿感を両立。サロンならではの「まつ毛・目元を優しく洗うための一工夫」を訴求
3-3. アイクリーム・アイパック
- 成分: 目元のくすみやクマにアプローチするビタミンC誘導体や、保湿成分のセラミド・コラーゲンなど
- 使用感: 皮膚が薄い目元でもしみない、伸びが良いテクスチャー
- オリジナルポイント: 「施術後のリカバリーケア」など、サロンとの関連性を分かりやすくアピール
4. オリジナル商品を作るメリットと作り方

4-1. “ここだけ”の特別感を生む
既存ブランドの商品を仕入れるだけでも、一定の効果は見込めます。ただし、オリジナル商品があると「このサロンでしか買えない」という希少性が加わり、ファン化に大きく貢献します。パッケージデザインや香りにもこだわることで、サロンの世界観をさらに広げられるのも魅力です。
4-2. 価格競争に巻き込まれにくい
大手の既製品だと、ネットや他店との価格比較が起こりがちです。一方、サロンオリジナルの商品はそもそも比較対象が少ないため、値引きを強いられるリスクが減り、健全な利益率を保つことができます。
4-3. 作り方のポイント
- ターゲット設定: 20代のオシャレ感度高め女性向けか、30~40代の忙しいママ世代か、など明確にする
- 商品コンセプト決定: “まつ毛を育む”“目元をいたわる”“毎日のメイクを楽しく”など、サロンの想いを込める
- 試作とテスト: スタッフ全員で使ってみたり、モニターを募って実際の使い心地を検証
- 薬事対応: 成分表示や安全性の確認、宣伝表現のチェックなど専門家に相談するのが安心
5. リルコスメによるトータルサポート

オリジナル商品開発をしたいと思っても、「何から始めればいいか分からない」「薬事対応が難しそう」と尻込みしてしまうケースも少なくありません。そんなときはぜひ、私たちリルコスメにご相談ください。
- 企画段階のご相談: サロンのコンセプトやお客様層に合った商品の方向性をご提案します
- 香り&デザイン設計: ハイライトとなる香りや、ブランドイメージを表現するパッケージを一緒に考案
- 試作・品質チェック: 実際に使えるかどうか、効果や安全性をスタッフと一緒に細かく検証
- 薬事対応サポート: まつ毛や目元への使用アイテムは安全が最優先。法規制を満たすための書類作成や成分表記の確認を手厚くサポート
リルコスメは、美容業界での豊富な経験と実績を活かして、商品開発をゼロからバックアップいたします。サロンのオリジナリティを最大限に引き出し、「まつ毛サロンならではの特別な商品」を作り上げていきましょう。
6. 導入後の売上アップ&リピート率向上の仕組みづくり

6-1. カウンセリングでの活用
施術前後のカウンセリングで、「まつ毛が弱っているようなので、こちらの美容液を使っていただくとよりキレイに保てますよ」といった具体的な提案を行うのがおすすめです。お客様の状態に合わせてプロがアドバイスをくれると、「このサロンは信頼できる」と感じてもらいやすくなります。
6-2. SNSや口コミを活用
オリジナル商品を魅力的に撮影し、SNSに投稿するのも有効です。お客様自身が商品を使った感想を発信してくれると、クチコミ効果が倍増。「サロンが推す商品=本当に良いもの」という信頼感が広がります。
6-3. 定期購入や次回来店時の割引
「一定期間で使い切る商品」だからこそ、定期的にサロンに通うきっかけになります。次回購入やリフィル(詰め替え)への割引クーポンを提供するなど、リピーターを育てる仕組みを作ることで、売上の安定化を図れます。
まとめ
まつ毛エクステやパーマといった主力施術だけで勝負するのが難しい時代だからこそ、“目元ケア商品”や“サロン専売グッズ”を通じた差別化が鍵になります。健康的で美しいまつ毛を育むための美容液や、低刺激なクレンジングなど、お客様の悩みやライフスタイルに寄り添う商品を取り揃えることで、サロンの魅力はさらに輝くでしょう。
そして、オリジナル商品を導入することで高まるのは売上だけではありません。サロンとお客様との絆が深まり、「このサロンじゃなきゃダメ」と思ってもらえるチャンスが大きく広がります。もし興味をお持ちでしたら、ぜひリルコスメのトータルサポートをご利用ください。企画から薬事対応まで、一貫して伴走いたします。
まつ毛サロンに“新しい定番”として目元ケア商品を根付かせ、ライバルと一線を画すブランドへと飛躍していきましょう。お客様の笑顔と満足度をさらに高めるお手伝いができれば嬉しいです。サロン経営者の皆さまが、自信をもって“独自のまつ毛ケア”を提案できる未来を応援しています。
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